全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブ、宇都宮大のロボ技術研究所視察

栃木産業人クラブ(津布久茂会長=ニッコークリエート社長)は2月15日、「日本機械学会・栃木ブロックとの交流会」を開いた。製造業や金融機関などの会員ら約30人が参加し、宇都宮大学のロボティクス・工農技術研究所「REAL(リアル)」(宇都宮市)を視察した。
同研究所はロボット技術や次世代植物生産技術などを核に"工農融合"で新たな産業の創出を目指している。工学部教授の尾崎功一所長は「所属に縛られず、同じ目的を持った人たちの混成チームでプロジェクトを実行する。研究を進めてイノベーションにつなげたい」と話した。
その後は、3Dプリンターや真空成型装置などを備えた「FabLab」のほか、地磁気の乱れを目印にする「磁気ナビゲーション法」を使った自律移動ロボットの走行などを見学した(写真)。学生が「将来は人が多いショッピングモールなどでの案内役としても期待される」と紹介した。
懇親会では津布久会長が乾杯し、地域経済などを巡って情報交換するなど、懇親を深めた。作新学院大学の春日正男特任教授が中締めした。
0329栃木.jpg


このページの先頭へ