全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、構造変化と今後の針路 関東経産局長角野氏が講演

群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学工業会長)は2月12日、前橋市の前橋商工会議所会館で「新春講演会・賀詞交歓会」を開催した。会員企業を中心に約50人が集まった。有田会長は冒頭のあいさつで、「会員以外の方々も交え、クラブのあり方について話し合いたい」と述べ、こうした会合での意見交換や交流促進を通じて、クラブの一層の活性化につなげる考えを強調した。

講演会では、関東経済産業局の角野然生局長(写真)が「構造変化と今後の針路〜関東経済産業局の取組」をテーマに、国内外の経済構造の変化や課題について説明した。角野局長は群馬県の特徴の一つとして、若者の地元での就職率が低下している現状を指摘。「若い人を雇用し、地元に居続けてもらう構造を維持することが大切」と語った。

講演会と賀詞交歓会には、新潟産業人クラブの井浦康晴会長と佐藤邦栄副会長も参加。群馬産業人クラブの会員らと交流を深めつつ、10月17―18日に新潟市で開催する「産業人クラブ全国大会」への参加を呼びかけた。
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