全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブ、AI導入のコツ 長尾横浜国大教授が講演

栃木産業人クラブ(津布久茂会長=ニッコークリエート社長)は1月28日、東武ホテルグランデ(宇都宮市)で「2019年賀詞交歓会」を開いた。製造業や行政、金融機関など約100人が出席した。

「人工知能技術の産業界への導入方法―企業へのAI導入を成功させるコツ―」と題して、横浜国立大学大学院環境情報研究院の長尾智晴教授(写真)が講演。人工知能(AI)は今後、どのような業種・業態でも必要なツールとなり、産業の中核技術となりうることなどを解説した。

自身がこれまでに行った銀行や建設機械業向けのAIコンサル事例を複数紹介し、第三者的視点からの指摘の重要性などを説いた。その上で、「今後はAI技術の導入が必須であり、好き嫌いではなく導入しないと他社との競争に負けてしまう」と強調した。

懇親会では、同クラブ名誉会長の福田富一栃木県知事があいさつ。同顧問で藤井産業の藤井昌一社長が乾杯し、会員同士が県内情勢を巡って情報交換するなど懇親を深めた。深井製作所(栃木県足利市)の深井孟社長が中締めをした。
2019.03.01栃木.jpg


このページの先頭へ