全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、地域経済に対する取り組み 笹島頭取(常陽銀行)が講演

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所社長)は2月5日、新春経済講演会・賀詞交歓会を水戸京成ホテル(水戸市)で開いた。会員など約110人が参加した。経済講演会では、常陽銀行の笹島律夫頭取(写真)が登壇。「地域経済に対する常陽銀行の取り組み」と題して講演した。講演では人材育成について「座学による知識だけではだめ。教育と訓練が必要」とし、プログラムやデータ分析などIT教育を実践していることを紹介。

またこれまでの発想を変え「ゼネラリストだけでなく、スペシャリストの育成、それに伴い報酬体系、処遇体系の見直しも必要だろう」と述べた。

さらに「これからの銀行は金融仲介業にとどまるのではなく情報仲介業となるべきだ」と強調。「理想は高いが現実は厳しい。悪戦苦闘しながら進めている」と語った。

賀詞交歓会では、新潟産業人クラブの能登剛史サイト(新潟市中央区)社長と長沼茂夫アド・メディック(同)社長が10月に開く「産業人クラブ全国大会in新潟」のPRを行った。
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