全国各クラブの活動報告

NITEC埼玉産学交流会、日工大専任教授三宅氏が講演

埼玉産業人クラブ・NITEC埼玉産学交流会(杉本賢次会長=丸一ゴム製作所社長)は6月22日、日本工業大学神田キャンパス(東京都千代田区)で「6月例会」を行い、会員ら計15人が参加した。日工大大学院技術経営研究科の三宅将之専任教授(写真)が、デジタル化社会にあって企業経営者が一層認識すべき「価値創造とリスク」について講演した。

絵画や工芸品などの価格が世界経済の動きや時代の大きなうねりを受けて決められていることを引き合いに説明し、「ビジネスは貸借対照表をうまく制御できなければ、企業の継続も生き残りもできない」と述べた。

これに先立って日工大設立50周年を記念したNITEC寄付金を、杉本会長から成田健一学長に贈呈した。杉本会長は「実工学教育における輝かしい発展と功績に敬意を表します。ますますの隆盛をお祈りするとともに、一層の指導をお願いします」とあいさつ。講演会後、懇親会を近くで開いた。


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