全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ女性部会（佐川八重子会長＝桜ゴルフ社長）は６月２１日、６月例会を如水会館（東京都千代田区）で開いた。ウィミンズ・ウェルネス（同中央区）理事長で、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座（同）院長の産婦人科医師、対馬ルリ子氏（写真）が「健やかに輝く女性経営者に」と題し講演した。３６人が参加した。

対馬氏は「女性の人生はとても長いため自分らしく生きることが大切」とした。その上で、女性が抱える問題を挙げながら「人生に満足して健康な人ほど長生きである」と人生１００年時代を健康に生き抜く方法について事例を交えながら解説した。

産科医歴３４年の経験を生かし、女性特有の問題を抱えた人を支援する仕組み作りを行っている。日本の女性は仕事、家事、育児、介護など多機能を求められ過ぎ、女性が働きやすい国ランキングで１４４カ国中１１４位という現状を伝えた。忙しいからこそ正しい知識を持ち、検診を習慣化させる大切さについて説明し、自己への投資が将来への最も大切な投資であると解説。また、女性ホルモンがもたらす精神面への影響や、病気、心身にもたらす良い効果について年齢や男性ホルモンとの違いを踏まえながら話した。