全国各クラブの活動報告

3月例会 事業承継税制の改正点を解説

新潟産業人クラブ(井浦康晴会長=マックス開発社長)は13日、新潟市中央区の新潟グランドホテルで3月例会を開いた。FUN税理士法人(新潟市中央区)の山岸誠一代表が「相続税と贈与税の税制改正がよくわかる解説」と題し、2018年度税制改正の事業承継税制のポイントと対策について解説した。会員企業2社によるスピーチと日本政策金融公庫による事業内容の紹介も行った。27人が参加した。

山岸代表は今回の改正について「簡単に言うと自社の株式を贈与、相続した時の税金をすべて免除する画期的なもの」と指摘。適用要件の大幅な緩和により、活用の効果が高まっていることを強調した。

講演後は会員スピーチとして、イベント運営などを手がけるアド・メディック(同)の長沼茂夫社長と、飲食店経営のスモーク(同)の板場和幸社長が自社の取り組みを紹介した。また、日本政策金融公庫新潟支店中小企業事業の中村伸一事業統轄が「公庫の貸付制度の上手な活用について」と題し、中小企業向けの金融支援について説明した。

その後、同ホテルの別会場で懇親会を開催。会員同士でさまざまな情報を交換し、親交を深めた。


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