全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ・東京産学交流会（渡辺佳英会長＝大崎電気工業会長）は１２月５日、東京都大田区の大森東急ＲＥＩホテルで「２０１７年度定時総会」を開いた（写真）。渡辺会長は「世の中は急速に変わってきている。産学官で連携して新しいチャレンジをしていきたい」とあいさつした。
１６年度の事業報告・収支決算報告、１７年度の事業計画・収支予算案などを審議し、承認された。また、芝浦工業大学と東京都市大学と参加企業で意見交換会が行われた。
村上雅人芝浦工業大学学長は「世界の貧富の差を埋めるのは教育しかないと考えている。大学として使命を果たしたい。企業とも共同研究を進めながら、双方に高め合えれば」と意気込んだ。
また、理事を務める愛知産業の井上裕之会長は「最近は手を動かしてモノづくりを学ぶ機会が少ない。実務的なことも学べるような環境作りもしてほしい」とリクエストした。
終了後に行われた懇親会では、それぞれの大学時代の思い出話に花を咲かせながら、近年の大学生に関して情報交換を行った。