全国各クラブの活動報告

千葉産業人クラブ（白鳥豊会長＝白鳥製薬社長）は、８月８日に「二世経営者のための勉強会」をホテルプラザ菜の花（千葉市中央区）で開いた。ハイテック精工（同花見川区）の熊谷正喜社長が人材育成について、福井電化工業（千葉県市川市）の福井通人専務が海外展開について、東邦オート（千葉市美浜区）の秋葉佑社長が社長就任後の取り組みについて、それぞれ講演した。１８人が参加した。
熊谷社長は技術継承を目的に設置した「ものづくり道場」について「講義を受ける若手よりも、講義をするために数十年取り組んできたことを見直す、中堅・ベテランの刺激になっている」と、想定外のシナジー（相乗効果）について説明した。
福井専務はベトナムのダナン市の工場の事業内容を紹介した上で「徐々に事業を拡大している」と海外事業が順調に成長していることを説明した。
秋葉社長は給与体系と評価制度の見直しなど、社長に就任して以降に着手した業務を振り返った。そして人手不足が続く中、採用に関して「大手よりも早め早めに動く」と強調した。
勉強会後には懇親会が開かれ、参加者は交流を深める一方で、人材育成や採用などについて議論していた。