全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブ、"紅茶"テーマの講演会を開催

栃木産業人クラブ(高橋和夫会長=大高商事会長)は4日、ホテル東日本宇都宮(宇都宮市)で「第54回定時総会」を開いた。製造業や行政、金融機関などから約70人が出席した。
ワイズティーネットワークの根本泰昌社長が講演。全国下位だった栃木県の紅茶消費量を上位まで導いたドラマを語った。根本社長は「ブレンド技術をはじめ、全て独学で試行錯誤してきた」とし、「地域を元気にするといった企業理念を体現する紅茶を絶対に作るといった気概でやってきた」と語気を強めた。その上で、「今後も顧客や地域に愛される会社を目指す」と話した。
3月の「第3回とちぎビジネスプランコンテスト」で栃木産業人クラブ賞に輝いた今城恵美氏は、自社で製造するスコーンを試食してもらいながらプレゼンした。
懇親会では県内情勢などを巡り意見交換。名誉会長の福田富一栃木県知事は、「県内産業界とともに、ロボットやヘルスケア産業など成長分野への足がかりをしっかりとつけていきたい」と語った。新入会員紹介では弓場建設の三菅敦常務取締役建築本部長が登壇。同クラブ副会長で三和電機の福田敏男社長が乾杯の音頭をとり、SUBARUの柳田堅氏航空宇宙カンパニー総務部長が中締めをした。


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