全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、経産省の細谷氏が「地域の力を引き出す企業」テーマに講演

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所社長)は12日、水戸市内のホテルで「2017年度・第54回定時総会・経済講演会」を開いた。総会では、16年度の事業報告や監査報告、17年度の県内の大学や研究機関などとの情報交流、先端技術・工場の視察会などを開く計画について報告し、承認を得た。
経済講演会では、経済産業省地域政策研究官の細谷祐二氏が「地域の力を引き出す企業」をテーマに講演。「ニッチトップ型企業として成功するには、ニーズをいかに捕まえるか、足りない技術をどこからどう調達するかが非常に重要」と強調。その上で、「市町村と地域の力を引き出す企業がお互いに手を取り合って、地域経済を活性化してほしい」と呼びかけた。
このほか、茨城県の石田奈緒子国体・障害者スポーツ大会局局長が、19年に茨城県で開かれる「いきいき茨城ゆめ国体2019(第74回国民体育大会)」「いきいき茨城ゆめ大会2019(第19回全国障害者スポーツ大会)」について紹介。石田氏は「皆さまとともに茨城国体を盛り上げ、選手だけでなく国体に関わった人々が(国体終了後に)満足を得られるような大会としたい」と力を込めた。
当日は茨城産業人クラブ会員ら約100人が参加。講演会後には懇親会を開き、参加者が交流を深めた。


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