全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、通常総会を開催-優秀従業員5氏表彰

大阪産業人クラブ(山口多賀司会長=非破壊検査社主)は5月23日、大阪市都島区の太閤園で第52回通常総会を開いた。14時に総会、15時から記念講演会、16時20分からの優秀従業員表彰式と懇親会に計103人が出席。特に「クロマグロ完全養殖の成功」をテーマにした近畿大学水産研究所の升間主計所長の講演会は満席となり、大いに盛り上がった。
総会では山口多賀司大阪産業人クラブ会長が議長となり、2016年度の事業報告、決算報告の第1号議案、17年度の事業計画、予算案の第2号議案、役員改選の第3号議案の3議案を審議。いずれも可決された。
記念講演会では升間所長がクロマグロの完全養殖に成功するまでの苦労話を披露。今後も改善を加え、「より安定した生産を目指す」と締めくくった。
優秀従業員表彰式では、アイワ製作所で3年間技能実習生として技術取得に励んできたベトナムのフン・ヴァン・リン・ユオン氏、レー・チュオン・ヤン氏、レー・ヒュー・ギア氏の3人、複合機のカスタマーエンジニアとして高いスキルを持つエイコーの長屋宏氏、非破壊検査装置のシステム化に取り組んできたポニー工業の川勝哲氏の計5人を表彰。プレゼンターの山口会長は「より一層精進して下さい」と激励した。
その後、日刊工業新聞社の井水治博社長の乾杯の発声で始まった懇親会では、あちらこちらで談笑の輪ができ、和やかな雰囲気に包まれた。島根県、高知県、鹿児島県からの差し入れの日本酒や焼酎の周りにも人垣ができ、酒談議に花が咲いた。


このページの先頭へ