全国各クラブの活動報告

東京・女性部会、コマツ相談役坂根氏が講演

東京産業人クラブ女性部会(佐川八重子会長=桜ゴルフ社長)は4月17日、4月例会を如水会館(東京都千代田区)で開いた。コマツ相談役の坂根正弘氏が「日本の課題:デフレ脱却と地方創生~コマツは日本の縮図~」と題し、講演した。女性経営者ら53人が参加した。
坂根氏は日本の少子化・高齢化問題やエネルギー問題、デフレ脱却などの懸案課題について、コマツの企業経営を成功例に挙げながら説明した。弱い事業分野は切り離し、世界で1位、2位につける強みの分野に選択集中して、さらに伸ばすこと。ダントツ商品やダントツソリューションを競合相手よりも先んじて提供することが重要だと説いた。
講演後の質疑応答では移民問題を問われ、「元気な人は70歳まで働き、女性も働きやすいようにするべきである」とし、最後の最後まで自力で工夫してやった上で、初めて日本は移民に頼るべきだとの持論を述べた。


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