全国各クラブの活動報告

埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰-知事賞に一色社長

埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)は4月20日、さいたま市内で「第13回埼玉ちゃれんじ企業経営者表彰」(埼玉県、埼玉りそな銀行、日刊工業新聞社後援)表彰式を開いた。知事賞は中川製作所(蕨市)の一色譲社長、産業人クラブ会長賞は大槇精機(朝霞市)の大町亮介社長、特別賞は愛工舎製作所(戸田市)の牛窪啓詞会長、三芳合金工業(三芳町)の萩野茂雄相談役、吉野電化工業(越谷市)の吉野寛治社長が輝いた。一色社長は紙製品の開発戦略について講演した。
増田会長は講評・あいさつで「中小企業は、大企業がやれないようなニッチな分野を見いだすことで、なくてはならない企業になろう」と強調。懇親会で上田清司埼玉県知事は「すばらしい知恵と工夫、意欲と能力が結実するように交流を重ね、県は研究機関や国などと連携をとりながら地域の企業をしっかり支えていきたい」と祝辞を述べた。
これに先立つ産業人クラブの第54回定時総会では、「第36回西海記念賞」を住田光学ガラス(さいたま市浦和区)の渡部洋己氏、幸大ハイテック(羽生市)の小柳康雄氏に授与した。
西海記念賞は会員企業の社員らを表彰する。渡部氏は「内視鏡型OCT(光干渉断層計)プローブの開発」、小柳氏は「使う人にやさしいオージオメーター(簡易聴力検査機)の開発」の成果が認められた。懇親会などには140人程度が参加した。


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