全国各クラブの活動報告

福島産業人クラブ、ロボ産業参入支援セミナー開催-課題・支援策などを紹介

福島産業人クラブ(藤原英男会長=福島製作所相談役)は3月29日、福島市で「ロボット産業参入支援セミナー」を開いた。ロボット産業への地元企業の参入促進を目的に開かれ、会員や関連団体などから約60人が参加した。産学官、金融界から3人の講師が、ロボット産業参入に向けた現状や課題、支援策などを紹介した。
高橋隆行福島大学理工学群共生システム理工学類教授は基調講演で「ロボット開発を将来の目標に、大学も活用して自社が得意とする要素技術の開発から参画するのも一案だ」と、産学連携と中長期的な視野でのロボット開発の必要性を述べた。
講演では北島明文福島県商工労働部産業創出課ロボット産業推進室長と四谷隆治日本政策金融公庫中小企業事業本部東日本新事業・ベンチャー支援センター長が中小企業の参入に向けた支援制度などを紹介。成長産業への参入を呼びかけた。


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