全国各クラブの活動報告

千葉産業人クラブ、就職情報交換会に17大学が参加

千葉産業人クラブ(白鳥豊会長=白鳥製薬社長)は11月11日、県内の私立大学29校の就職指導担当者で構成される千葉県大学就職指導会と「就職情報交換会2016」を開いた。千葉工業大学、千葉商科大学など17大学23人の就職課担当者が参加。白鳥製薬の千葉工場(千葉市美浜区)を見学した後、市内のホテルで県内15社の中小企業の経営者、採用用担当者との情報交換会を行った。
交換会の冒頭、3年で30人以上の新卒者を採用している協同工芸社(同美浜区)の箕輪晃社長が自社の取り組みを紹介。「文系理系にこだわる必要はない。適性があるか、モノづくりが好きかどうかが重要」と話した。
企業からは「最近の学生が就職先を選ぶ際の決め手は何か」「中小企業は情報発信の手段が少ない。学生に興味を持ってもらうにはどのようなPR方法が効果的か」など多くの質問が出た。
大学の担当者は「大手を目指すより地元志向の強い学生が増えている」「"やりがい"が今の学生のキーワード」と傾向を紹介した。仕事内容やその魅力をいかに伝えるか、説明会やインターンの場をどのように設けるべきかなど、企業と学生のより良いマッチングに向け議論は盛り上がった。


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