全国各クラブの活動報告

東京産学交流会、中国政策と経済テーマにセミナー

東京産業人クラブの東京産学交流会(渡邊佳英会長=大崎電気工業会長)は9月15日、東京都大田区の大田区産業プラザ(PiO)で、「中国政府の政策が日本の製造業に与えるインパクト」と題したセミナーを開催した。講演者は丸紅経済研究所シニア・アナリストで市場業務部中国チーム所属の李雪連さん。中国国内の反応を交えた経済情勢を詳しく解説し、積極的な質疑応答を繰り広げた。
前半は李さんが中国政府の政策と経済状況を詳しく解説。「日中関係は緊張と緩和の繰り返し。ただ、協力には一つの勝機がある。日本が品質を維持しながら中国で低コストに製造すれば、競争力が高まる」と締めくくった。
後半は、農村人口の戸籍問題からエネルギー事業の現状まで、さまざまな質問が飛び交った。李さんは自身の経験を踏まえながら丁寧に回答。参加者は熱心に耳をかたむけ、今後の経営に生かす姿勢をみせた。


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