全国各クラブの活動報告

東京産業人クラブ女性部会（佐川八重子会長＝桜ゴルフ社長）は７日、９月例会を如水会館（東京都千代田区）で開いた。映像・コンテンツプロデューサーの益田祐美子氏が「映画づくり　涙と笑いの奮戦記」の演題で講演した。映画をつくるための資金集めや契約の仕方など、１５年間映画に携わってきた自身の経験を踏まえながら苦労話を語った。女性経営者ら約４０人がメモをとるなどして聞き入った。
益田氏は「交渉する際は正攻法だけでなくいくつも手段を用意して臨むことが大事」と、異文化における契約の仕方について秘訣（ひけつ）を披露。飛騨高山祭を彩る祭山車を手がける職人の姿を描いた長編ドキュメンタリー映画「平成職人の挑戦」や、１７日封切りのＬＧＢＴ映画「ハイヒール革命」の予告編など映像を交えて講話した。「映画は国境を越えて自分の思いを飛ばせる。１００年先でも次の世代に残り続けていく映画を作り続けていきたい」と語った。