全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ、「地方創生と新年度の施策について」泉田知事が講演

新潟産業人クラブ(樋口正仁会長=双峰通信工業社長)は6月15日、新潟グランドホテル(新潟市中央区)で6月例会を開いた。ゲストスピーチとして新潟県の泉田裕彦知事が「地方創生と新年度の施策について」と題する講演を行った。会員スピーチとして山勝電子工業(川崎市高津区)の金究(かなつく)武正社長と、アドハウスパブリック(新潟市中央区)の関本大輔社長が、自社の取り組みについてそれぞれ説明した。
泉田知事は地方創生を「地方からチャレンジできる環境をつくることだ」と位置付けた。その上で新潟県にUIJターンする場合、「仕事がない」との不満がある一方で、同県で多くの企業が直面している人手不足を解決するため、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット)の活用を呼びかけた。
金究社長は劣化した映画フィルムをフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ4K映像に変換する事業を紹介した。金究社長は「大事な財産を後世に残す仕事をしたい」と積極的な姿勢を示した。
アドハウスパブリックは商品や施設のプロデュース、デザイン開発、運営、コンサルティングを手がけている。関本社長は「地域資源を活用し、地域を活性化する」と思いを語った。


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