全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、日本ガイシや東海合金を見学-新潟産業人クラブも参加

名古屋産業人クラブは6月16日、日本ガイシ小牧工場(愛知県小牧市)と東海合金工業(同瀬戸市)を見学した。名古屋を訪問中の新潟産業人クラブ(樋口正仁会長=双峰通信工業社長)会員を合わせて31人が参加した。
日本ガイシ小牧工場では、会社概要や小牧工場の現状について説明を受けた後、送電線用懸垂ガイシの製造ラインを製土から成形、焼成、出荷までの六つの工程を見学した。
参加者が熱心に見ていたのはフィルターでの脱水、自動化された成形現場、全長146メートルのトンネル窯での焼成など。特に注目度が高かったのは組み立て工程での反転ロボットの活躍。ピンやキャップの挿入作業がスムーズで、熱心に見入っていたほかロボットに関しての質問もあった。
東海合金工業では会社概要や生産品目の説明に加え、立地する瀬戸市についての話も聞いた。見学したのは超硬合金素材製造の第一工場と精密加工品製造の第二工場。
超硬合金素材の製造ラインでは混合撹拌(かくはん)機や油圧プレス、真空焼結炉、成形機での作業現場を見学した。精密超硬部品製造ラインではマシニングセンター、円筒研削盤、ワイヤ放電加工機など最新の機械がフル稼働している現場を見学した。


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