全国各クラブの活動報告

長野産業人クラブ、新春講演会で近藤日特エンジ社長が講演

長野産業人クラブ(太田哲郎会長=オリオン機械社長)は3日、長野市内で「新春講演会」を開いた。太田会長は「役立つクラブとして活動することや会員増加に注力したい」とあいさつ。コイルの自動巻線機でトップシェアを持つ日特エンジニアリングの近藤進茂社長が「中小企業のニッチトップ戦略+グローバル戦略」のテーマで講演した。
近藤社長は「企業文化としてモノづくりは人創りを掲げ、常に未来志向とイノベーションで年間100種の設備を開発してきた」と強調。その上で「グローバル・ニッチトップに欠かせない条件は、見えない価値ウォンツを創出すること。また、海外に17拠点を展開し、顧客密着サポートを展開している」と戦略を語った。
その後の懇親会で、長野県産業労働部の石原秀樹部長は「講演はたいへん参考になった。産業労働部でも良い事例として会議に上げたい」と述べた。情報交換や近況報告に話が弾んだ。


このページの先頭へ