全国各クラブの活動報告

多摩産業人クラブ、福島県内で1泊視察研修

多摩産業人クラブ(米山俊臣会長=米山製作所社長)は2月25、26の両日、福島県内で1泊の視察研修を行い、会員7人が参加した。25日はいわき市のアルパインマニュファクチャリングと郡山市の東成イービー東北を訪問。26日は飯館村の菊池製作所を訪れた。
アルパインマニュファクチャリングでは、カーナビゲーションの生産工程を見学。高い品質と信頼性の追求、ミスを未然防止する効率の良い工程を学んだ。また車載音響機器のための評価コースを実車体験した。
東成イービー東北では郡山市に根付いた企業として将来を見据えた発展を目指す姿勢を同社の上野邦香社長から聞き、樹脂や塗装などの洗浄をレーザーで除去する同社製品のデモや工場を視察した。
同日夕は福島市内のホテルで福島産業人クラブ(藤原英男会長=福島製作所社長)と交流会を開催。福島産業人クラブから12人が参加し、藤橋進一郎副会長(藤橋歯車鉄工所代表取締役)が「中小・中堅企業が日本を支えており、大切な時期を迎えている。情報交換して有意義な会にしたい」とあいさつした。米山多摩産業人クラブ会長は「地域に根付き、この地でしかできないことを学んだ」とお礼を述べた。
26日は菊池製作所福島工場で、藤橋幸一取締役から東日本大震災の体験談や震災以降の取り組みなどの話を聞き、工場を見学。南相馬市では観光ボランティアガイドによる震災復興状況の視察を行い、慰霊塔に献花をささげた。


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