全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、永井嘉吉記念賞の顕彰式で神取社長に表彰状を授与

名古屋産業人クラブ(内藤明人会長=リンナイ会長)は1月29日に、名古屋市中村区の名古屋マリオットアソシアホテルで「第32回永井嘉吉記念賞」の顕彰式を開いた。戸次英之副会長(パイオニア風力機会長)がカンドリ工業(愛知県幸田町)の神取勇社長に表彰状を授与した。
神取社長は「立派な賞をいただき感激と同時に責任の重さを感じている」とあいさつ。さらに「この栄誉も従業員や取引先が協力してくれたおかげ。これまでお世話になった皆さまに感謝を申し上げたい。これを励みにこれからも一層努力を重ね社会に貢献していきたい」と喜びを語った。
同賞は名古屋産業人クラブ2代目会長で元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。優れた経営手腕を発揮した中小企業経営者を毎年1人を顕彰している。
神取社長は38歳の時に部品加工で起業した。以来、31年間にわたって技術の蓄積に励みロウ付けというニッチな業界にありながら会社を順調に発展させてきた。利益率や1人当たりの生産性の高さ、さらには産学連携や地域連携にも熱心に取り組んでいることなどが評価された。


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