全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ、八海醸造杜氏酒造りで講演

新潟産業人クラブ(樋口正仁会長=双峰通信工業社長)は4日に嵐渓荘(新潟県三条市)で12月例会を開いた。八海醸造の杜氏(とうじ)である南雲重光取締役製造部長が八海山の酒造りについて講演した。南雲取締役は「料理を引き立てて、集った人たちのコミュニケーションをより豊かにするのが、よい酒のポイントだ」と同社の考える日本酒の在り方を説明した上で「酒は脇役」と強調した。
さらに、原料米種の選定と精米歩合の決定、手づくりこうじ、「体と感性でコントロールできる」(南雲取締役)小ロット、原料効率を追求しない酒かす歩合といった面から同社の日本酒づくりのこだわりについて紹介した。その後、利き酒会に移り、同社の日本酒を飲みながら、嵐渓荘の山の幸を楽しみ、会話に花が咲いた。


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