全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブが総会-石田宇都宮大学長ら講演

栃木産業人クラブ(高橋和夫会長=大高商事社長)は7月1日、宇都宮市内で第52回定時総会と講演会を開き、75人が集まった。冒頭、高橋会長が「地域活性化にはクラブ会員のけん引が欠かせない。そのためにもクラブの仲間を増やしていきたい」とあいさつした。新体制では、副会長に福田敏男氏(三和電機社長)、理事に坂井知峰氏(ミツトヨ取締役上席執行役員宇都宮事業所長)、監事に和南城憲一氏(栃木銀行常務)と河内壮太氏(石河ベアリング機械器具社長)が就任した。
講演会では、就任間もない石田朋靖宇都宮大学学長、松永宗徳日本貿易振興機構(ジェトロ)栃木貿易情報センター所長が登壇。石田学長は「来春、文理融合の地域デザイン科学部をスタートさせる。高い地域貢献度をより確かにしたい」、松永所長は「県内農産物の輸出を年間1億円以上に引き上げたい。中小企業の海外事業展開にあたっては、何でも相談してほしい」と強調した。
懇親会では、同クラブ名誉会長の福田富一栃木県知事が「採用活動をしても人が集まらない事業所があると聞いている。若者が多く集まり、働ける栃木県にしていく」とあいさつした。また、大正紙器(栃木市)や野中工業所(佐野市)など新会員8社による自己紹介も行われ、歓迎の拍手が送られた。


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