全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ、工業総研で2月例会を開催-植物工場を見学

新潟産業人クラブ(佐藤金治郎会長=佐文工業所常務)は2月13日に新潟県工業技術総合研究所(工技総研、新潟市中央区)で2月例会を開いた。山崎栄一企画管理室長が工技総研の概要を説明した。「技術を媒体にいろいろな人を結びつける」と技術開発支援にとどまらず、県内企業と大手企業をマッチングするなどコーディネート事業にも力を入れる考えを強調した。
その後、桂澤豊研究開発センター長が、板鍛造による自動車部品の高精度塑性加工技術の開発や、パワーコンディショナー(電力調整装置)への次世代デバイス採用による高周波化の研究開発、超反発ドライバーの開発など、工技総研を活用した技術開発と研究成果の事例を紹介した。
そして2班に分かれて工技総研内を見学した。最後に植物工場で栽培されたレタスとかぶを試食した。会員からは「おいしい」「しゃきしゃきしている」「植物工場でこんなにおいしい野菜が栽培できるとは思わなかった」と評判だった。


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