全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ、ハーレージャパン前社長の奥井氏が「価値で売る」テーマに講演

新潟産業人クラブ(佐藤金治郎会長=佐文工業所常務)は1月23日に新春講演会と2015年新年会をホテル日航新潟で開いた。ハーレーダビッドソンジャパンの前社長で前最高顧問の奥井俊史氏(アンクル・アウルコンサルティング代表)が、「『もの』を売る為に『コト』を売る~ハーレーダビッドソンジャパンのイベントマーケティング」と題する講演を行った。「価格で売らずに価値で売る」戦略について熱弁をふるった。
「ハーレーは輸送手段ではない。趣味のため、楽しみのため、事項表現のためのもの」と「コト売り」の重要性について述べた。さらに「価格で奪った客は価格で奪い返される。価格はブランドにつながらない」と強調した。
その後、THK新潟が「BCP対策製品ご案内」として免震装置についてプレゼンテーションした。建物や機器向けだけではなく「一度失ったら二度と手にすることができない」文化財を守るため、美術館や博物館にも導入が進んでいることも説明した。
新年会では、昨年、名誉会長に就任した泉田裕彦新潟県知事によるスピーチ代読の後、千田英継日銀新潟支店長がスピーチした。会員と来賓が交流を深めた。
また、新年会では古町芸妓が舞を披露した。未(ひつじ)年の年男として箱田元紀ザンシン社長が「ブランディングコンサルティングを新潟県で広めていきたい」と今年の抱負を述べた。


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