全国各クラブの活動報告

茨城産業人クラブ、三村茨城大学学長が講演

茨城産業人クラブ(高橋日出男会長=協立製作所社長)は2月9日、「平成27年茨城産業人クラブ新春経済講演会・賀詞交歓会」を水戸京成ホテル(水戸市)で開いた。高橋会長はあいさつで、「円安の影響で工作機械が過去最高の受注である一方、その設置場所は約8割が海外と、中小企業はいまだ厳しい状況。我々経営者は情報収集を的確に行い、中小企業と地方経済は表裏一体と認識して経済活性化に注力しなければならない」と気を引き締めた。
経済講演会は茨城大学学長の三村信男氏を招き、「地域創生と大学 ―地域と連携する茨城大学の改革構想について―」をテーマに行った。三村氏は「地域創生は中長期的に日本社会の将来を左右する問題であり、地域の関係者らによる総力戦が必要」とした上で、「人口減少対策のために、地域が自立して質の高い生活環境を目指すことが重要。大学もその大きな取り組みの枠の中で、将来にわたり持続可能な茨城の形成に貢献するため、地域との連携を進めたい」と強調した。
賀詞交歓会には茨城産業人クラブ会員を中心に約160人が出席し、交流を深めた。


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