全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ（増田文治会長＝マスダック社長）は２月４日、日刊工業新聞社さいたま総局（さいたま市浦和区）で、２０１４年度第３回分科会を開いた。ＩＭＳアセットマネジメントの清水秀和社長が「２０１５年―再生するモノづくり企業」をテーマに講演した。クラブ会員ら１５人が参加した。
清水社長は証券アナリストとしての豊富な取材経験を踏まえ、「これから大事なのは、大きな流れをとらえ、自分より知っている人の話をよく聞くこと」と持論を展開。また経営者と事業環境が魅力の企業１８社を紹介した上で、「マーケティング力がものすごく大事。どういう事業がうまくいくか五感を働かせること。わかりやすくプレゼンする力も大きい。会社は７―８割、社長が情報を発信している」と話した。「医療や農業はこれからすごいビジネスになる」と今後の有望な分野についても触れた。
終了後の懇親会では参加各社が清水社長を囲んで質問するなど交流を深めた。