全国各クラブの活動報告

千葉産業人クラブ、機械学会関東支部と産学官シンポを開催

千葉産業人クラブ(白鳥豊会長=白鳥製薬社長)2014年12月9日、日本機械学会関東支部千葉ブロックとの共催で千葉市中央区の三井ガーデンホテル千葉で「2014産学官シンポジウム」を開いた。会員や関係者など約120人が聴講した。
同関東支部ブロック長で千葉大学大学院の森田昇教授の司会進行の下、2012年度同支部技術賞を受賞したアシザワ・ファインテック(千葉県習志野市)の芦沢直太郎社長がナノサイズの微粒子を生む粉砕機の展開について講演。13年度同賞受賞の京葉ベンド(同市川市)の長谷川広志取締役営業部長が30型CNC左右曲げベンダーの展開について講演した。さらに千葉県商工労働部産業振興課の高橋俊之課長が新たな中小企業支援策として成長分野や地域資源を活用した産業支援について講演した。
続く基調講演では日本大学生産工学部の邉吾一教授がコーディネーターを務め、ファソテック(千葉市美浜区)の竹内淳一社長による「3Dプリンターの医用工学への応用」と題した講演が行われた。竹内社長は「医工連携では医療現場と産業界の互いのニーズがマッチングすることが重要」と改めて指摘した。
懇親会には佐藤忠信商工労働部長が駆け付け、「発表企業と会員企業が共同で新しいことに挑戦できる環境を整えていきたい」と意欲を示した。


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