全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ（佐藤金治郎会長＝佐文工業所常務）は２０１４年１２月５日、吉乃川（新潟県長岡市）で１２月例会を開いた。同社は１５４８年に創業した蔵元。新潟県で最も創業が古い企業といわれ、社長は１９代目となる。敷地内の酒造資料館「瓢亭」で同社の藤澤孝監査役から同社の酒造りについて説明を受けた。藤澤監査役は上質な日本酒を製造するための条件として「水」「米」「技」「気候風土」と指摘した。
酒造り以外にも、藤澤監査役は「古いだけではなく、新しいことにも挑戦している」とし、「女子部」の取り組みを紹介した。同部は２０歳以上の女性であれば参加できるコミュニティーで、ホームページや参加型交流サイトで日本酒に関する情報を共有するなど、女性に新しいお酒の飲み方を提案している。
ゆず酒は同部発のヒット商品で、味はもちろん、ボトルとラベルのデザインも同部で行った。
その後、岩室温泉のホテル大橋　館の湯（新潟市西蒲区）で忘年会を開き、１年間の疲れを流した。