全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、「地域経済の振興」テーマに岸本九州経産局長が講演

九州・山口産業人クラブ(花田寛会長=キューヘン社長)は2014年12月8日、福岡市博多区の博多エクセルホテル東急で「講演と忘年の会」を開いた。九州経済産業局の岸本吉生局長が「地域経済の振興とアベノミクス」をテーマに講演。会員のほか地場の企業関係者ら約50人が出席した。
岸本局長は成長分野の環境と観光を中心に、11月末に長崎で開催した九州・韓国・中国による「環黄海会議」の報告とともに経済状況を概説。また女性や九州に多い留学生の活用について、就業規則の整備が採用につながると指摘。「社内にいないリソース(資源)を活用できる。ダイバシティーは2015年の大事なテーマだ」とした。
パーティーでは花田会長が「経済は総じて良い年だったが、九州の中小企業まで行き渡っていない。(衆院選後の)政権は地方創生を進めてほしい」とあいさつ。参加者は歓談に盛り上がった。中締めでは山口修司副会長・北九州支部長(C&Gシステムズ会長)が「訪問したインドで、日本のイメージはものまねではない本物の品質というものだった」と紹介。モノづくりの自信を深めるとともに「来年も会員の役に立ちたい」と締めくくった。


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