全国各クラブの活動報告

大分産業人クラブ（石井源太会長＝デンケン社長）は２０１４年１１月２８日、大分市の大分センチュリーホテルで「講演と意見交換会」を開いた。講演はグローバル・ニッチトップ経営に向けた人材育成と実践経営がテーマ。会員ら２０人が参加した。
講演したのは熊本大学イノベーション推進機構イノベーション推進人材育成センター（ＨＵＲＥＣ）の瀬戸英昭マネジャーと西田晃一コーディネーター、さらに東成エレクトロビーム（東京都瑞穂町）の上野保会長。
瀬戸マネジャーは「クリエイティブ・マインドセット～市場をつくる」がテーマで、今後新たなイノベーションの創出には「消費者が魅力を感じる未来像を形にする方法論が求められる」と強調。従来思考にとらわれないビジネスモデルをデザインできる人材育成の必要性を説いた。
併せて西田コーディネーターが、ＨＵＲＥＣで行う人材育成を紹介した。
上野会長は「高エネルギー加工（ＥＢ・ＬＢ）と中小企業連携～Ｇ．Ｎ．Ｔ企業へのアプローチ～」と題して講演。自社の事業戦略と産学官金連携による事業展開の重要性を強調していた。
聴講する会員らの表情は真剣そのもので、講演後の意見交換会も熱気を帯びた。