全国各クラブの活動報告

名古屋・岐阜産業人クラブ、西浦アタックス社長が「高収益企業へ」テーマに講演

名古屋産業人クラブ(内藤明人会長=リンナイ会長)、岐阜産業人クラブ(遠藤宏治会長=カイインダストリーズ社長)は10月12日に、日刊工業新聞社名古屋支社(名古屋市東区)で講演会を開いた。法政大学大学院客員教授で公認会計士の西浦道明アタックス社長が「高収益企業へ~変化にびくともしない財務アタマ経営」をテーマに講演した。名古屋産業人クラブの内藤会長をはじめ会員約30人が参加した。
西浦社長は「長期的に安定利益を得るにはお客さまに価値を認めてもらい、その価値を実現する社員を大事にしなければならない」と強調。さらに『財務アタマ経営』について「財務を強く意識し会社を絶対につぶさず伸ばしていく経営思考力」と説明した。
その上で「利益を上げている会社は、経営者が財務アタマをフル回転させ、会社が生み出す付加価値をベースにした手元のキャッシュを強く意識した経営をしている」と断定。さらに、財務アタマ経営のポイントとして「付加価値を高める」「自社の値決めを顧客に認めてもらう」「社員が納得できる経営目標を掲げる」「資産の保有そのものがリスクと心得る」を挙げた。


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