全国各クラブの活動報告

大分産業人クラブ、県産技センター幹部らと意見交換

大分産業人クラブ(石井源太会長=デンケン社長)は10月9日、大分県産業科学技術センター(大分市)で、センター幹部らとの意見交換会を初めて開いた。二部構成で、最初にクラブ側から中小電子機器メーカーの民間コンソーシアム、EMS―JP(東京都杉並区)の事業内容などを紹介。続いてセンター側が業務内容や支援事例などを説明した。約20人が参加し、情報交換した。
EMS―JPの紹介では岡祐之事務局長が、全国161社が参加する企業連携の取り組みを紹介した。その中で、岡事務局長は「参加企業同士が得意・不得意分野を把握すること。それには継続した出会いの場作りが欠かせない」としていた。
その後は同センターの利用促進に向けた意見交換会を行った。一連の業務紹介を踏まえた意見交換ではクラブ会員から同センターに、「新分野開拓に向けて県内外で幅広い連携の中心になってほしい」などの声が寄せられた。
中原恵同センター長は「県内の他機関はもちろんのこと。大分・宮崎両県は東九州メディカルバレー構想を推進している。共同研究案件があれば、しっかり支援していく」と、丁寧にクラブ会員の質問に応じていた。


このページの先頭へ