全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ、西部地区ビジネス交流セミナー開催

埼玉産業人クラブ(増田文治会長=マスダック社長)、川越商工会議所、日刊工業新聞社は7月23日、川越プリンスホテル(埼玉県川越市)で「埼玉西部地区ビジネス交流セミナー」を開いた。まず元警視庁捜査一課長の光眞(みつざね)章氏が「警察捜査の社会的役割と企業人の危機管理について」をテーマに講演し、事件を題材に個人情報の管理の重要性を指摘した上で、世間を騒がす事件について「対岸の火事としてみるのではなく、危機管理がどうなっているのかを考えるのが一つの方法だ」との考えを示した。会員ら約100人が参加した。
続いて東京電機大学の椎葉究教授が「食品と微生物のとても深い関係―病気を予防する食品とは」のテーマで講演。腸内微生物の遺伝子解析による日本人と欧米人の違いなどの多くの話題を提供し、「自分の体内にいる微生物を大切にしてほしい」と締めくくった。
交流会では講演内容などについて歓談の輪が広がっていた。


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