全国各クラブの活動報告

福島産業人クラブ（立石吉識会長＝福島製作所相談役）は６月２３日、福島市内のホテルで「２０１４年度定時総会＆記念講演会」を開き、新会長に北芝電機の村松謙一社長を選任した。村松新会長は「福島県は再生可能エネルギー産業などの集積促進を重点プロジェクトに掲げて推進している。会員の皆さんが率先して新たなモノづくり分野に挑戦し、発展することが福島の復興につながる」と意欲を示した。
総会では１３年度事業報告・収支決算報告、１４年度事業計画案・収支予算案、役員改選の３議案を審議し、承認された。また記念講演会ではジャーナリストの永井隆氏が「復権～日本のモノづくり・現場から」をテーマに講演。「変革の時ほど深く参入するチャンスがある」と、業界を取り巻く環境の変化に柔軟に対応し、果敢に挑戦していく姿勢が重要だと強調した。会員ら約５０人が参加した。
交流会では小林香福島市長や中島健至日銀福島支店長、内池浩福島県中小企業団体中央会会長ら産学官金からの来賓も交えて和やかな雰囲気の中、明るさが見えてきた景況などを話題に情報交換した。