全国各クラブの活動報告

新潟産業人クラブ（佐藤金治郎会長＝佐文工業所常務）は６月１１日、三条市内で「いすゞ製作所見学会」を開いた。恒温恒湿器や電気炉、気象観測器などを手がけている環境試験機メーカーで、設計から製造、検査までの一貫体制を構築し、顧客の求めるカスタマイズ品を手がけている。例えば恒温恒湿器は低温から高温、高湿度の環境に変化させて携帯電話やデジタルカメラ、自動車部品などの耐久性を試験する装置で、顧客の信頼も厚い。
まず関川博副社長から省エネによる経費削減、顧客とのコミュニケーションなどについて説明を受けた。工場見学では関川副社長が制作した心構えや励ましの言葉を書いた掲示板が壁や廊下に貼られていて全員が感銘を受けていた。またトップランナートランスやＬＥＤ照明の採用のほか、熱遮断フィルムを窓に貼って省エネに取り組んでいた。懇親会では楽しくにぎやかに情報交換した。