全国各クラブの活動報告

多摩産業人クラブ（塩野博万会長＝塩野製作所社長）は６月１８日、パレスホテル立川（東京都立川市）で「２０１４年度定時総会＆特別講演会」を開いた。塩野会長は「安倍晋三政権の経済政策『アベノミクス』効果で一部に回復の兆しがあるものの、中小企業の多くは順風満帆であると確信できないのが実情。ただ多摩エリアは優秀な技術を持った会社が多い。これからのクラブ活動に弾みをつけよう」と呼びかけた。会員１４人が出席して１３年度の事業報告・収支決算報告、１４年度の事業計画・収支予算案を審議し、承認された。
特別講演会には大塚商会の本部ＳＩ統括部製造ＳＰグループ部長の高橋徳好氏、ＵＣプロモーション部次長の丸山義夫氏が登壇。「日本を支える中堅・中小製造業と共に歩む大塚商会の取り組み」をテーマに、製造業の課題を一気通貫で解決する取り組み、米アップルのタブレット端末（携帯型情報端末）「ｉＰａｄ（アイパッド）」やクラウド活用で事業効率を向上した事例などを紹介した。