全国各クラブの活動報告

大阪産業人クラブ、定時総会開催-宗本氏らを表彰

大阪産業人クラブは5月21日、太閤園(大阪市都島区)で2014年度の定時総会を開いた。冒頭、山口多賀司会長(非破壊検査社主)は環太平洋連携協定(TPP)、集団的自衛権などに触れて「これだけ多くの問題が立て続けに起きるのは珍しいが、国際社会が落ち着きを取り戻すことを願っている。政府は中小企業の安定化政策にも目を向けてほしい」とあいさつ。13年度の事業報告、14年度の事業計画案などを審議し、承認された。50歳前後の会員が中心の青年部会の発足も決めた。
総会後、追手門学院アメリカンフットボール部総監督で元京都大学アメフト部監督の水野彌一氏が「強い人間になろう」をテーマに講演。京大を4度のアメフト日本一に導いた名将の勝利へのこだわりに参加者の多くが感銘し、気合が入った様子だった。
また13年度に大阪産業人クラブが独自で創設した表彰制度「会員企業の優秀従業員」の表彰式も開いた。受賞者(会社名、受賞理由)は次の通り。
▽宗本真一氏(野田テック、業務と部下の教育に加えて大阪府工業技術大学の講座を修了)▽小椋俊子さん(プロセブン、財務管理で力を発揮、同社女性初の執行役員に登用)▽天野嘉一氏(ポニー工業、検査装置で顧客要望を的確に具現化、若手の底上げにも貢献)▽小林孝也氏(室住設計、未経験だった電機設計・制御で納入先から高い評価を得て社員の模範に)


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