全国各クラブの活動報告

西日本地区の4産業人クラブ、台湾に産業視察団-研究機関など訪問

日本産業人クラブ連合会の西日本地区の各産業人クラブ(大阪、名古屋、岐阜、中国・四国)は共同で、2月19―21日に台湾産業視察団を派遣した。25人が現地の研究機関や企業を訪問し、現地の経済人らと交流を深めた。
最初に訪問したのは公益財団法人交流協会。台湾の情勢について担当者から「経済は馬英九総統が掲げる経済目標値には届いていないが、おおむね順調に推移している。近年は中国との関係が急速に進展している。相互信頼が確立されつつある」と説明を受けた。その後、市内最古の寺廟「龍山寺」を見学した。
2日目は新幹線で新竹市に移動。世界的にも水準が高いとされる応用科学技術研究開発機構「工業技術研究院」を訪問し、国際的成果の一端について説明を受けた。高雄市の金属工業研究発展センターからも副所長ら2人が駆けつけ、日本の企業や研究機関と連携したいと呼びかけた。
また新幹線で台中市に移動し、現地企業2社を訪問。最初に訪ねたハイウィンはボールネジやリニアガイドウェイなどの直動製品の専門メーカーで、製造現場では日本製の工作機械が稼働していた。続いて研削盤メーカーのスーパーテックマシナリーを訪問。2社とも日本に多くのユーザーがいることもあり、熱心に案内してくれた。最終日はゴルフ組と観光組に分かれて台湾を満喫した。


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