全国各クラブの活動報告

神奈川産業人クラブ、黒岩神奈川県知事が「経済展望」で講演

神奈川産業人クラブ(三木治一会長=三木プーリ社長)は1月28日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(横浜市西区)で「2014年特別講演会&賀詞交歓会」を開いた。講演会では黒岩祐治神奈川県知事が「2014年神奈川県経済の展望」と題し、病気にはなっていないが病気になる可能性がある状態である「未病」をキーワードにしたライフイノベーション、ロボット産業の集積を図る政策などを紹介した。約90人の参加者が熱心に耳を傾けた。
黒岩知事は「シンガポール政府から『神奈川の特区はおもしろい、すごい、どんどん持ってきてくれ』と言われた。実際に決定や承認の速さにあぜんとした。またハーバード大学のある米国マサチューセッツ州の知事も『私たちも仲間に入れてくれ』と言っている。神奈川は世界からそういう熱い目で見られている」と紹介した。
賀詞交歓会では三木会長が県の政策に期待を寄せた上で、「経済を最終的に担うのは民間。我々も渾身(こんしん)の力をふりしぼって神奈川が力強く再発展する良い年にしよう」とあいさつした。
また岡本満夫副会長(アマダ社長)は「当社工場では増産しているが、人も部品も入らないと言っている。こんな"ないない尽くし"は久しぶり。こういう年は攻めの年。皆さんと発展したい」と強調した。


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