全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブ（高橋和夫会長＝大高商事社長）は２月１３日、ホテル東日本宇都宮（宇都宮市）で「２０１４年賀詞交歓会」を開いた。高橋会長は「モノづくり企業が景気回復の基礎となる。積極的に前に出て元気をつくりだしてほしい。情報交換を密にしよう」と呼びかけた。会員ら約４０人が参加した。
講演会ではキッズコーポレーション（宇都宮市）の大塚雅斗社長が「ベンチャー！ベンチャー？アドベンチャー」と題し、１９９５年に設立して企業や病院の保育施設の企画・運営などを手がけていることを紹介した上で、「栃木県はベンチャー企業に保守的な土地だが、ベンチャー企業としての気構えを持って事業展開したい」と意気込んだ。
懇親会には名誉会長である福田富一栃木県知事も出席し、「明るい企業経営者が増えてきた。１４年は良い年になると期待している」と強調した。また栃木県那須烏山市に工場を置く田中電気研究所の田中敏文社長が「３月１５日にＪＲ烏山線で国内初の蓄電池電車の運行が始まる。また２５日に那須烏山市内で開設される新消防庁舎には当社などが開発した災害時避難誘導塔『ＡＥ―ＴＯＷＥＲ』が設置されている」などと紹介した。