全国各クラブの活動報告

群馬産業人クラブ、「復権 日本のモノづくり」で講演会

群馬産業人クラブ(有田喜一会長=群栄化学社長)は2月10日、前橋商工会議所会館(前橋市)で「2014年新春講演会&賀詞交歓会」を開いた。経済ジャーナリストの永井隆氏が「復権 日本のモノづくり」をテーマに講演し、トヨタ自動車の「カイゼン活動」やスズキ、マツダなど完成車メーカーの開発手法や工夫の秘話を披露した。
群馬県桐生市出身の永井氏は「将来は愛する群馬に帰って暮らしたい。今後もふるさとの企業のお役に立てる取材活動をしたい」とし、拍手を浴びた。また栃木県小山市の協栄産業がサントリーの「南アルプス天然水」向けに提供している再生ペレットの裏話など中小メーカーの参考になるエピソードを紹介した。
賀詞交歓会では有田会長が「アベノミクス効果は隅々まで行き届いていないが、自らがこのチャンスをつかめるように行動し、群馬を元気にしよう」と笑顔で呼びかけた。参加した会員ら約40人は景気や技術などの話に華を咲かせていた。


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