全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ、永井嘉吉記念賞に野田KTX社長を選出

名古屋産業人クラブ(内藤明人会長=リンナイ会長)は12月18日に名鉄グランドホテル(名古屋市中村区)で永井嘉吉記念賞選考委員会(内藤明人委員長)を開き、「第30回永井嘉吉記念賞」にKTX(愛知県江南市)の野田泰義社長を選出した。自動車部品向け金型製造を手がけており、高級感があるシボ加工の大型内装部品を製造するポーラス電鋳金型に強みがある。1月30日に名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)で開かれる名古屋産業人クラブの新年賀詞交歓会で授賞する。
野田社長は1965年に仏壇金具の製作で独立し、75年に江南特殊産業(現KTX)を設立。82年にポーラス電鋳の開発に成功した。現在はポーラス電鋳のほか、金型のトライアル成形用の小型真空射出成形機の販売などに業容を拡大し、業績を伸ばしている。
同賞は2代目会長で元新東工業会長の故永井嘉吉氏の遺産を基金にした顕彰制度。毎年、会員の中から優れた経営手腕を発揮した中小企業経営者1人を表彰している。


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