全国各クラブの活動報告

栃木産業人クラブ、日本機械学会栃木ブロックと交流会

栃木産業人クラブ(高橋和夫会長=大高商事社長)は12月10日、ホテル東日本宇都宮(宇都宮市)で日本機械学会栃木ブロックとの交流会を開いた。関東職業能力開発大学校の伊藤昌樹機械系主幹教授が「今日の職業教育―マイクロファクトリーの開発―」と題して講演し、「環境負荷を極小化できるシステムとしてテーブルサイズで製造工程をこなせるマイクロファクトリーに取り組んでいる」と説明した。会員ら25人が参加した。
同校は企業から提案を受けた開発課題などに挑戦している。実践技術者を育てるため、伊藤教授は「学生は課題実習を通して問題解決やコミュニケーション能力を習得している」と強調した。講演後は活発に質問が飛んでいた。
懇親会では帝京大学理工学部の古沢利明機械・精密システム工学科長(日本機械学会栃木ブロック長)が「栃木ブロックが発足して以来、栃木産業人クラブとの交流会を開いている。これからも続けたい」とあいさつ。三和電機(栃木県市貝町)の福田敏男社長が「2014年も企業が成長し、皆さんが健康でいられるように願っている」と中締めした。


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