全国各クラブの活動報告

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会、「宇宙から何が見えるか」で講演会

埼玉産業人クラブ・TDU産学交流会(佐藤達雄会長=アーベルソフト会長)は5日、川越プリンスホテル(埼玉県川越市)で講演会「宇宙から何が見えるか」を開いた。リモート・センシング技術センター(RESTEC)の池田要理事長が衛星データを利用したリモートセンシング、地球上の降雨マップ作成、干ばつや黄砂飛来、海や湖沼の植生観察での利用例、大学・高専による超小型衛星打ち上げの実績などを紹介。また伊豆大島に豪雨をもたらした台風26号の空中立体画像を示して「空気中の水分の集積度などをエリア別に推測できる。こうしたデータを有効に利用することにより、今後の防災に生かせる」と強調した。会員、東京電機大学の関係者ら30人が参加した。
講演終了後に忘年会も開いた。東京電機大学の古田勝久学長が「本学の学生に求められる資質について、TDU産学交流会の皆さまからご指導・ご鞭撻(べんたつ)を賜りたい」とあいさつ。日本伸管の細沼哲夫会長が乾杯し、大いに盛り上がった。


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