全国各クラブの活動報告

名古屋産業人クラブ・女性部会（奥野雅世会長＝奥野工業会長）は１０日、日刊工業新聞社名古屋支社（名古屋市東区）で「学習会＆懇談会」を開いた。学習会では東海ラジオ放送アナウンサーの源石和輝氏が「情報を読む」をテーマに講演し、「メディアの発展で、多くの情報に速くアクセスできるようになった。その分、多くの人は足、耳、声で情報を集めようとしていない」とした上で、「目で見る情報が信頼性が高いと思う人が多い。これがテレビが強い理由。一方、ラジオはリスナーと一体となって番組をつくれる」と強調した。会員ら２０人が参加した。
また源石氏は「情報の先、さらに、その裏を読むことが大切。事実と真実の違いにも注意しなければならない。一つの見方に固執するのでなく、選択肢を広げよう」と呼びかけた。さらに一連の食材偽装にも触れて「先入観で判断せず、全ての感覚を研ぎ澄ますべきだ」と力説した。
講演後は名古屋支社近くのレストランで懇談会を開いた。参加者は講演内容や２０１３年について振り返るとともに、１４年もますます発展しようと誓い合った。