全国各クラブの活動報告

九州・山口産業人クラブ、30周年パーティー開催-茅理事長が記念講演

九州・山口産業人クラブ(花田寛会長=キューヘン社長)は10月24日、ホテル日航福岡(福岡市博多区)で「30周年記念パーティー」を開いた。祝宴に先立ち、茅陽一地球環境産業技術研究機構理事長が「エネルギーと環境を取り巻く課題」と題して記念講演し、原子力発電、再生可能エネルギー、地球温暖化の相関と問題点について説明した上で、「原発は高稼働率で再稼働するべきだ。地球温暖化の気温上昇目標を2・5度Cに修正することで大幅にコストを削減できる」と指摘した。参加者約70人が熱心に耳を傾けた。
パーティーでは花田会長が「産業人クラブは中小企業の情報発信・収集の役割を果たしている。ぜひ会員数を100社以上にしたい」と力強くあいさつ。前会長の水口敬司昭和鉄工顧問が乾杯の音頭をとった。来賓の広実郁郎九州経済産業局長は「デフレマインドから脱却してほしい」とエール。大分産業人クラブの太田清利会長(ざびえる本舗社長)は「力を借りながらともに発展したい」と意気込んだ。
旧交と新たな出会いで盛り上がる中、山口修司北九州支部長(C&Gシステムズ会長)が「ビジネスの潮目が変わり、好転しつつある」と期待を込めて締めくくり、産業人クラブの次なる飛躍を誓い合った。


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