全国各クラブの活動報告

神奈川産業人クラブ、海外展開で初の若手交流会開く

神奈川産業人クラブ(三木治一会長=三木プーリ社長)は9月24日、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ(横浜市西区)で「第一回若手交流会」を開催した。海外展開をテーマに、日刊工業グローバルビジネスサポートの中島耕一郎取締役と台湾・工業技術研究院日本事務所の蔡恵如プロダクトマネジャーがそれぞれ講演した。会員9人が参加し、海外展開の課題や現状について意見交換した。
中島氏は「中堅・中小製造業の海外生産拠点の設立は、どこに、どうやって、だれに支援してもらったら良いか」について「中小企業が初めて海外進出するならマレーシアがよい」と指摘した上で、マレーシアの経済発展の見通しや製造業で100%外資が認められている制度などを紹介した。続いて蔡氏は「台日アライアンスに向けた台湾の取り組み」について工業技術研究院の活動を紹介し、「海外展開の際には企業連携の事例を利用してほしい」と呼びかけた。
講演後の懇親会では、会員から「海外の文化がわからない企業にとって工業技術研究院の支援は助かる」(坂巻博志ニックスグローバル営業本部部長)といった声があった。


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